射撃に関して今後の課題(据銃)
今回、大会に参加して感じた課題を少し整理してみたいと思います。現在、カナリアに基本的に不足している技術は据銃技術であることを確信いたしました。他にもサイティングやトリガーワークもありますし、メンタルトレーニングも重要かとは思いますが、今日は据銃技術について考えてみます。
的の10点圏を撃ち抜くには10点の範囲で引き金を綺麗に引ければ基本的にOKです。銃を完全に停止させることができれば、かなり容易に引き金を引くことができると考えられます。ですが、これはとても難しいことがすぐに分かります。一部のトップクラスの射手でなければ出来ないことでしょう。
一方、銃が緩やかな周期で揺れる中で、10点圏にサイトがあるタイミングで引き金を引く方法もあります。綺麗に引き金が引ければ何ら問題はありませんし、可能であればその振幅が10点圏以内であれば、上記の状態と等価になります。
カナリアの現状では、概ね後者の射撃になっています。時折、銃が静止して、完璧なトリガーワークを行い、完璧な射撃が成立することもありますが、それはあまり多くはありません。多くの場合、揺れる銃を我慢しながら、ほどほどにタイミングを見て引き金を引いております。振幅は10点圏以上であることは言うまでもありません。
可能であれば完全な静止を維持できるようになりたいのですが、結構大変です。また、銃が完全静止した時に限って、トリガーワークが悪い場合が多発します。銃を静止させることを意識しすぎた結果だと思います。
銃の静止具合は、内的姿勢によると思われます。とりわけ、肩から腕にかけての筋肉の使い方が重要ではないでしょうか。ただし、具体的にどうなった時に銃が静止するのか、まだよく分かりません。
これまでカナリアは、サイティングをかなり重視して参りましたが、今後は据銃についてさらに考えていきたいと思います。
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