GPライダー加藤大治郎
カナリア、レースが好きで、車が好きで、バイクが好きです。元はと言えば、バイクレースの最高峰WGP(今のMotoGP)が好きでした。今日はそこで活躍した加藤大治郎選手のことを書きたいと思います。
加藤大治郎選手は、本当に天才型のライダーでした。詳細は公式サイト等を参照いただきたいのですが、飄々とした姿からは想像もできない力をレースでは発揮するような選手でした。
私は、彼の走りが大好きでした。彼ならやってくれる。日本にもこんなにすごい選手がいるんだぞと、いつも応援しておりました。しかし、2003年4月6日の鈴鹿でのGP決勝において転倒。2週間もの治療にもかかわらず、4月20日に彼は他界してしまいました。
今、思い出しても涙が出そうになります。頭がポーとなって、全身の力が抜けてゆきます。この喪失感は未だにぬぐえません。ささやかな一ファンに過ぎない私でも、これほどの悲しさを感じており、身近にあった人々の喪失感は想像もできないほどです。
あれから2年間以上の月日が流れておりますが、寂しさ、悲しさは変わっておりません。むしろ喪失感が強まっているようです。日本のレース界が失ったものの大きさは、いかほどのものでしょうか。
彼のいないGPは、とても寂しいものです。以前に比べてバイクのレースを観戦することも少なくなりました。最近はかなり様変わりして、また日本人も活躍しています。それでも、当時のようなときめきを感じることは残念ながらあまりありません。自分自身、どうしたらよいのか分からないのです。ともかく折に触れて、少しずつ気持ちの整理をして行きたいと思います。
加藤大治郎選手のご冥福を、心からお祈りいたします。
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