« マークスの山/高村薫 | トップページ | APS CUPの練習 »

東武鉄道運転士懲戒解雇の件

11月10日のニュースで、東武鉄道の運転士が運転席に息子を入れたまま運転したことにより懲戒解雇になるということを知りました。正直なところ最初の感想は「厳しいな」というものでした。その後、やはり厳し過ぎるのではないかとの記事も出ました。カナリアも、やはり厳し過ぎるのではないかと感じています。

本件、確かにほめられたお話ではありません。一歩間違えれば、大変な惨事になっていた可能性もあります。ですが、それでもなお懲戒解雇に相当するようには思えません。

すなわち本件の間違いは運転士の「ミス」にあり、それに対するお咎めがあっても懲戒解雇は行き過ぎでしょう。「ミス」はだれにでもあります。一回の「ミス」でクビでは、他の運転手の方々も萎縮してしまうのではないでしょうか。

今回の決定を下された方々は、きっととても偉い方々なのでしょう。その方々はこれまでの人生において一度として間違いを犯したことはないのでしょうか?

確かに、何でも許せば済むことではありませんが、厳罰を与えれば済むことでもないでしょう。重要なことは、そういった問題をいかに未然に防ぐシステムを構築するかでしょう。

今回の問題を起こした運転士の方は、二度と同じ問題を起こすことはないと思います。できればもう一度だけでも機会を与えていただけないものかとカナリアは思います。

なお、カナリア、東武鉄道を時折利用することはございますが、何ら利害関係があるわけではないことを、ここにお断りしておきます。

東武鉄道運転士懲戒解雇の件2へ続きます。

|

« マークスの山/高村薫 | トップページ | APS CUPの練習 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

東武鉄道の運転士が運転席に息子を入れたまま運転したことにより懲戒解雇になるということは正しい。正直なところ最初の感想は「厳しいな」というものでした。その後、やはり厳し過ぎるのではありませんよ。現在、変な行動が多く増えたことによりおかしくなった。あなたも同じでしょうか。指導が悪いから。

投稿: w | 2005年11月16日 (水曜日) 09時37分

コメントありがとうございます。若干意味をくみ取れないところもありますが処分には賛成であることが分かります。
いろいろなご意見があることは承知しております。それでもなおカナリアとしては、懲戒解雇という処分には反対するものであります。

投稿: カナリア | 2005年11月16日 (水曜日) 20時51分

はじめまして。
今回の件で激しく憤っている小泉と申します。
この問題ねぇ、アメリカとかだと企業が訴訟で
確実に負けますよ。というのもアメリカどころか
私の知っているヨーロッパ諸国、はては隣の韓国でも
ほぼ基本的人権に近い感覚で、家族が親の職場に
やって来るのは当たり前で、あのイスラエルですら
軍隊の特殊部隊の親のところに子供がちょろちょろ
やってきてニヤニヤしていたりして、とても準戦時体制化
な国とは思えなかったりして。
みなさんも海外の映画とかドラマで、子供や奥さんが
ダンナの職場にさも当たり前のようにやってきて、
おしゃべりをしているとか、そんなシーン見たこと
ありませんか?
実は日本も調べてみると戦前までは割りと当たり前だった
ようです(旧満州鉄道の総務部の記録に、家族入館証
なんてものがあったりするくらいなので)。
で、戦時中バカな誰かが、お国を守る兵隊さんたちは
家族に会えずに耐えているのだから、銃後を守る我々も
安易に家族と仕事中面会なんかしないように~、とか
言い出したのがそのままずっと、戦後も日本人の常識に
なったんだ、とかそういう話を聞いたことがあります。
いずれにしても、東武鉄道は、先日会長が逮捕された
西武鉄道(字も似てますね)と同じで、経営者一族が
ずっと戦前から支配している企業で(西武は堤家、
東武は根津家)、何かその人間的な感覚がすごーく
ずれているんじゃないかと思っていたりします。
(現に竹ノ塚の踏切死亡事故でトップが責任取るとか
そんな話を聞いたことが無い)
まあどちらにしても、規則を守るのは大切ですが、
それが何の目的のためにあるか、それを十分考えていないと
本末転倒です。で、話は戻りますが、最近の
ニートとか引きこもりの問題も、遠因として
親の仕事っぷりを子供が見る機会が極端に少ないこと
があるんじゃないかと思っています。ホント何して
いいのかわかんない子供たちって圧倒的に多いもん。
個人的になるべく子供たちが親の仕事を見れるような
機会を設定するようなそういう社内活動とか(私も
勤め人ですので)積極的に関わっていますが、
今回の事件で、そういう前向きな雰囲気が壊される
のをホント危惧しています。あんまり頭来たので
東武鉄道に抗議活動でもしようかとか、解雇された
運転士にカンパでも送ろうかなどと本気で考えております。
長文失礼しました。

投稿: 小泉 | 2005年11月18日 (金曜日) 02時51分

小泉様、コメントありがとうございます。
いろいろなご意見がある中で、今回の事件はこのまま収束しそうです。何らかの効果的な抗議活動や支援の方法があれば少しでもご協力したいと考えています。
何とか本件の結果が覆るか、もしくは運転士さんの次なる仕事先が速やかに見つかることを祈ってやみません。

投稿: カナリア | 2005年11月18日 (金曜日) 21時17分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/98888/7045005

この記事へのトラックバック一覧です: 東武鉄道運転士懲戒解雇の件:

« マークスの山/高村薫 | トップページ | APS CUPの練習 »