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マークスの山/高村薫

繰り返しになりますが、カナリア、高村薫の作品が好きです。今日はマークスの山について書いてみます。

ハードカバー 早川書房 1993/03出版 441p 20cm ISBN:4152035536 \1,890(税込)
文庫(上) 講談社 2003/01出版 374p 15cm ISBN:4062734915 \680(税込)
文庫(下) 講談社 2003/01出版 356p 15cm ISBN:4062734923 \680(税込)

本作品は、第109回直木賞受賞作品です。カナリア、もう何回読んだことでしょうか。

山を背景に、いくつもの犯罪と人間の重なり合いが描かれています。やっぱりかなり暗いお話ですが、読み進めるうちにページをめくる手を止めることができなくなります。

精神障害のある「マークス」の悲しみ。警視庁の刑事合田の生き様。彼らを取り巻く特徴ある人々などが、とても生々しく描かれています。特に、警察、検察などの組織の動きがとても緻密に描写されており、引き込まれます。

読んでいてつくづく思うのですが、少なくともカナリアは刑事になれそうもありません。にぶいんですよね。あっという間に閑職送りは間違い有りません。('A`)

まあ、小説だと言ってしまえばそれまでですが、刑事たちの捜査の進め方など、本当にドキドキします。緊迫した事情聴取のシーンなどたまらないですね。

ミステリー好き、警察モノ好きな方にはお勧めしたい作品です。

なお、本作品は後に続く「照柿」、「レディ・ジョーカー」と合わせて、合田刑事3作品になります。これらについては、また後日書いてみたいと思います。

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