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ルパンの消息/横山秀夫

カナリア、横山秀夫の処女作「ルパンの消息」を読みました。最初はあまり期待していなかったのですが、どうしてどうして、なかなかいい作品でした。第9回サントリーミステリー大賞佳作。

ISBN:4334076106
光文社 (2005-05-25出版)

15年前の事件が掘り返されます。3人の高校生の行った犯行「ルパン作戦」。それは期末試験の問題を校長室から盗み出すというもの。そして、その計画に重なるように、女性教師の殺人事件が起こります。女性教師はいったい誰に殺されたのでしょうか。

様々な人々が織りなす人間模様と、何とも懐かしさがこみ上げてくるお話です。そして、人間というものの不思議さと強さ、そして弱さを感じることができます。

警察の取り調べなど、警察小説としての一面もしっかりあります。が、読んでほしいのは、むしろ人間そのものの心の動きです。人間の心の痛みを感じることができます。人間は本当に罪深い生き物ですね。

横山作品好き以外の方にも、是非お読みいただきたい作品だと思います。

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