富士総合火力演習
89式は陸上自衛隊が初めて装備した本格的な歩兵戦闘車で、主砲は35mm機関砲、毎分200発、1000m先の40mm装甲を貫通します。バランスのいい車両だと思いますが、お値段が高いのが問題のようです(1両で7億円とか)。
さて、総合火力演習ですが、ともかく音がすごいです。90式戦車が一斉射撃を行うと、猛烈な破裂音とともに空気圧が全身を襲います。さすが120mm滑空砲ですね。いかなるオーディオシステムでも、これを再現することは不可能だと思います。
他にも74式戦車や155mmや203mmの自走榴弾砲など、いろいろな攻撃車両が演習をしてくれました。
面白かったのが92式地雷処理車で、ランチャーからロケットが発射されるシーンが良かったです。ワイヤーで接続された地雷処理用爆薬が敷設され爆破処理されます。演習のため爆薬量は1/4にしてあったそうですが、それでもかなりの迫力でした。
あいにくの曇り空のため、空挺降下などいくつかの演目が中止されたのは残念ですが、かなり満足できました。終了後は全ての車両およびヘリが展示され、心ゆくまで見ることができました。90式の複合装甲もペタペタ触ってきました。(^^;
ただ、帰りは会場からバスで最寄り駅まで行くのですが、ひたすらの待ちで延々と長い列でした。疲れました。加えて東名高速がむちゃくちゃ渋滞していて10m進んでは止まりを延々と繰り返し、本来なら1時間くらいで突破できる行程に3時間以上かかりました。結局帰りは5時間以上ぶっ続けでの運転となり、ヘロヘロになりました。会場を後にしたのが2時半、途中食事をとりましたが家にたどり着いたのは11時でした。次回があれば電車で行きたいと思います。
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