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ハンドロード

始めたばかりのBBですが、普通のサラリーマンにとってはランニングコストがなかなか大変です。これまでのAPなど話にもなりません。一番気になるのが弾代です。ひとまずフェデラルのマッチ弾を購入して使用しておりますが、1発330円となかなかします。これまで一回で50発を撃ち込んでおりますので、弾代だけで16,500円となり、交通費や射場代を併せると2万円を楽に超えます。(^^;

そこでハンドロード、すなわちリロードをすることにしました。まずは装備ですが、面倒なのでRCBSのセットを購入しました。これにダイセット、シェルホルダー、ターボタンブラーなども購入しました。そして当然、プライマーと火薬、そして弾頭と薬莢です。このほかにも、若干ちまちましたものが必要になります。

インターネットで検索すると、そこそこの情報が得られましたので、ありがたく参考にさせていただきました。マニュアルにも書いてはありますが、実際の操作ではわかりにくい面もあり助かります。

以下簡単に手順を書いておきます。

1.使用済み薬莢をターボタンブラーでクリーニング。

2.薬莢をフルリサイズ&プライマー除去。

3.再度ターボタンブラーでクリーニング。

4.プライマー装着。

5.火薬を挿入。

6.弾頭をシーティング。

ターボタンブラーは、植物の繊維質みたいな固まりと一緒に薬莢を入れ、機械で振動を与えて汚れを除去するものです。結構うるさいし時間もそこそこか(十数時間)かりますが、薬莢はピカピカになります。

薬莢のリサイズについては、同じ銃、とくにボルトコッキング銃の場合はネックリサイズのみで十分というご意見が多かったのですが、いろいろ考えてひとまずフルリサイズをかけてみました。この際、オイルを付けるのですがベタベタして気持ちが悪いです。このオイルですが、ティッシュで拭き取るも今ひとつなので、念のためもう一度ターボタンブラーでクリーニングしました(数時間)。

プライマーの装着ですが、ハンドツールで簡単にできます。が、最初は爆発しないかドキドキでした。(^^; 慣れれば、何と言うこともありません。

火薬ですが、セットに付いてきた天秤を使用してみました。とても古典的な上皿天秤ですが、結構使いやすくて気に入りました。一応、電子天秤も持ってはいるのですが、表示がグレインではないのでわかりにくく使い勝手も大差ないので上皿天秤の方で作業しました。念のため時折クロスチェックはしました。また、時々、一度火薬を入れた薬莢に再度火薬を入れるというミスをしてしまいました。まあ、2回入れると溢れるのですぐに分かります。なお、火薬の入れ忘れは危険なので、最後にすべての薬莢に火薬が入っているか再確認しました。

最後にシーティングですが、丁寧にやれば何ら難しいことはありません。弾頭を挿入している時の抵抗感が微妙に違うのが気になりますが、命中精度にどの程度関係するのか不明です。なお、弾の全長はフェデラルの弾と同じにしておきました。

念のため今回のデータを以下に示します。

弾頭:シエラ 308-168gr HPBT(モリコート)

プライマー:CCI BR-2

火薬:IMR-4895、IMR-3031

火薬については本当はIMR-4064を使いたかったのですがお店に在庫がなかったためIMR-4895とIMR-3031を試してみることにしました。IMR-4895はシエラのデータブックから39.8gr、IMR-3031は39.5grとしてみました。

さすがに最初からマキシマムロードするのは気が引けましたので、それぞれデータから一段下げてあります。シエラのデータではIMR-4895は41.3gr、IMR-3031は41.1grをマキシマムとしています。

ただ、RCBSのキットに同封されていたSpeerのマニュアルでは、IMR-4895では44.0gr、IMR-3031では43.0grがマキシマムとなっております。使用銃が違うためかもしれませんが、結構の違いです。今回はシエラの方を基本としてみました。

ともかく、一応それらしい弾を作成することができました。ちゃんと撃てるのか若干心配ではありますが・・・。コスト計算をすると1発110円程度になります。まあ、手間を考えると何とも言いかねますが、自分の好きな条件の弾が作成できる「楽しさ」を考えれば十分ペイすると思います。

今後、各種条件の詳細とその結果についてご報告したいと考えております。まだまだ先は長そうです。

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射撃」カテゴリの記事

コメント

あけおめです
ハンドロード、始めましたね
リサイジングはネックだけのほうが、精度やケースの寿命がいいことが多いので、一度お試しください
薬量も無理にMAXにする必要もないですが、少なめだとけっこうドロップすることもあります
ワタシのグリュンネルもトリガー・チューンが出来上がったので、今度一緒に遊びましょう

投稿: NOB | 2008年1月 1日 (火曜日) 00時35分

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

手間を考えると・・・って、楽しんで弾を作るんですから、損する事は絶対ないですよ。

投稿: moco162 | 2008年1月 1日 (火曜日) 01時56分

NOBさん、あけましておめでとうございます
ネックリサイズについては、今度ダイを入手して検討してみます。薬量については、マキシマムチャージの方が精度がよいという情報があったもので意識しました。少しずつ条件を詰めてみたいと思います。今年は機会がありましたら是非ご一緒させてください。

投稿: カナリア | 2008年1月 1日 (火曜日) 07時56分

moco162さん、あけましておめでとうございます
ブログでは淡々と書きましたが、正直、理系の血が騒ぐところで非常に面白いと思っています。(^^;
今年もどうか宜しくお願いいたします。

投稿: カナリア | 2008年1月 1日 (火曜日) 07時57分

明けましておめでとうございます。
大口径初撃ちから300m射撃、そしてリローディングと着々と進められているようですね。

色々検索されて調べられたようですのでご存知とは思いますが、一応ボルトアクション・ライフルでネックサイジングの意味は発射→ファイアフォーミングによって使用ライフルの薬室の形状に成型された薬莢を必要最小限度のリサイズ(ネック部)によって、弾頭中心軸と銃身中心を可能な限り一致させようと言う事です。

昔はこのネックリサイジングすら省略して雷管抜くだけでリロードするゼロネック、なんて方法もありました(今では廃れてしまった方法です)。

このネックサイジングとフルリサイジングは人によって意見の分かれるところで、中にはあまり関係ないとして常にフルをかける主義の人もいます。
ネックサイジングも永久にネックだけ締めてれば良いわけではなく、回数を重ねるといずれはフルをかけないとボルトの開閉鎖にも支障をきたすようになってしまいます。
そこで私は薬莢を入れる箱にナンバーを書いてリロード回数をメモしておくようにしています。
数回の使用を目安にして、ボルト操作が固くなる前にフルリサイジングをかけるようにしています。
今までそれを何回か繰り返して、2、3回撃ってネックサイジングした物とフルリサイジング直後の薬莢を使用した物とを比較すると、ネックサイジングの方がグルーピングは良いように思えます。
ただ、その差はわずかで、300mで5cmの平均値が6cm位になると言う程度ですが。

あと、弾頭をシートする時に微妙な抵抗感の差を感じられたとの事ですが、さすがですね。
こうした観察眼がリローディングでは重要です。
ネック・テンションは精度を決定する多くの要素のうちの重要なひとつです。
ネックの適切な弾頭への締め付けが均等である事は精度上大切で、先に述べたゼロネックが廃れたのも、これが理由の一つです。
そして、薬莢というのはメーカーによって厚さに結構違いがあり、これが同じダイでサイジングしてもネックの締め付けが異なる事に繋がります。
これをコントロールする為にウィルソンのネック・サイザーはネックのブッシング部が別パーツとなっており、0.001インチ単位で大きさが選択出来るようになっています。
レミントンのファクトリー銃身ではそこまで考える必要はないと思いますが、将来的にカスタム銃身への交換を考えた場合にネック径を指定して製作する事まで考えると、重要な部分です。
スタンダードな薬室のファクトリー銃身でも、色々な薬莢を使う場合には必要になってくる場合もあります。
例えば、厚い薬莢だとネックテンションがきつ過ぎてシート時に弾頭のジャケットが削れてきたり、逆に薄い物は弾頭がシート出来ない、なんて事もあります。

このウィルソンのネックサイザーですが、プラハンマー、あるいはアーバープレスで使うようになっており、通常のプレスでは使えません(最近は両方使えるプレスもありますけど)。
しかし、最近はネック部にこのブッシングを使い、ショルダーとボディ部分をフルリサイジング出来るダイが販売されています(レディング等)。
値段はRCBSのネックダイなどよりも張りますが、上記の理由によりお奨めです。
これですと、使用回数によってフルをかけなければならないネックサイジングと違い、いつも同じ状態でサイジングが出来ます。
しかもボディやショルダー部のリサイジングもフルリサイジング・ダイと違い、必要最小限度でファイアフォームされた薬莢の薬室へのフィッティングも無くしてしまう事もないのです。
正直、ボルトアクションで射場で1発づつ薬室に込める撃ち方で毎回フルをかけてると、リロードの意味はコストダウンしかなくなってしまうと思います。

あと、OAL(カートリッジ全長)ですが、これもご存知と思いますが、弾頭がライフリングが始まるリード部分に軽く当たる位にまで長くした方が精度は良くなります。
恐らくまずは確実に撃てるようにと言う事を最優先されての事と思います。
それはそれでOKと思います。
安全に撃てる事が第一で、グルーピング云々はその次ですからね。
本当はまだ書き足りないのですが、いい加減にしておきたいと思います(笑)。

今年もよろしくお願いします。
出来れば射場でお会いしたいですね。

投稿: クラブレイン | 2008年1月 1日 (火曜日) 15時26分

カナリアさん おめでとうございます。今年も 自分の目標に向かって 頑張ります。また、いつか カナリアさんと ご一緒出来るようにがんばります。では、今年も よろしくお願いします。 

投稿: 射撃組 | 2008年1月 1日 (火曜日) 15時58分

明けましておめでとうございます。これからもよろしくお願いします。射撃も楽しんでくださいね。
私も頑張ります!

投稿: NK | 2008年1月 1日 (火曜日) 19時04分

あ~、いやいや、素晴らしいっ!
そんな世界にいっちゃったんですねぇ~。

わたしゃ眼にスライムが棲み付いたような気分で、、、tohoho

つぅことで! 昨年は大変お世話になりました。
今年もお世話になりたいのですが、お世話になるネタがなくて、どもならんです。。。

危ない「粉」の話をこれからも聞かせてくださいまし~ ^^)/

投稿: まんべ | 2008年1月 1日 (火曜日) 19時22分

クラブレインさん、あけましておめでとうございます
詳細な解説ありがとうございます。大変参考になります。自分なりに理屈を考えておりました。クラブレインさんの解説で、またひとつ理解が深まりました。ご指摘のように、まずは確実・安全に撃てるようにしてみました。今後はアドバイスを参考に、順次条件をつめてみたいと考えております。正直、疑問山積でもあります。機会があれば射場にてお会いできれば幸いです。今年も宜しくお願いいたします。

投稿: カナリア | 2008年1月 1日 (火曜日) 21時20分

射撃組さん、あけましておめでとうございます
私はAPとBBを頑張りたいと考えております。射撃は本当に素晴らしいと思います。お互い飛躍の年にしたいものですね。今年も宜しくお願いいたします。

投稿: カナリア | 2008年1月 1日 (火曜日) 21時22分

NKさん、あけましたおめでとうございます
射撃がすべてではありませんが、今現在、私にとて最大・最愛の存在ではあります。(^^; 昨年は嫌な事件・事故もありましたが、こんなに面白いこともないと個人的には思っております。
NKさんにとって、今年も素晴らしい年となるといいですね。今年も宜しくお願いいたします。

投稿: カナリア | 2008年1月 1日 (火曜日) 21時25分

まんべさん、あけましておめでとうございます
まんべさんにとって射撃は一休みのようですが、もし宜しければ、再度挑戦いただければ幸いです。機会がありましたら射場でお会いできれば幸いです。なお、粉は粉でも少し違う粉なのですが、絶対安全とは言い切れないところが難しいところです。今年も宜しくお願いいたします。

投稿: カナリア | 2008年1月 1日 (火曜日) 21時28分

築地さんのQ&Aを読むとリローディングマニュアルの数字は訴訟を考えたミニマムの量で、そこから増やしてゆくようなことが書いてありました。

 ベンチレストの次元の話なので弾の精度よりも人間の制度が問題になる普通の射撃には関係ないともいいますが。

投稿: bang | 2008年1月 4日 (金曜日) 20時04分

bangさん、こんにちは
ご指摘の通り築地さんのご意見では最適値はマキシマムより数gr上とありますね。確かに、ポジションシューティングでは不要な精度かもしれませんが、せっかくなのでできる限りの性能を追求したくなります。まあ、できる範囲ではありますが・・・。(^^;

投稿: カナリア | 2008年1月 4日 (金曜日) 22時48分

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